JFA田嶋会長 外国人入国全面停止の方針に「全面的に協力」1、2月にW杯最終予選
日本サッカー協会の田嶋幸三会長(64)が29日、オンライン取材に応じ、政府が全世界を対象に外国人の入国を禁止すると発表したことについて、「決定されたことには今までも従ってきた。その中で十分なフレキシビリティ(柔軟性)を持って対応していきたい。感染者が増えることは人の命に関わること。それについては全面的に協力していきたい」との考えを示した。
W杯カタール大会アジア最終予選を戦っている日本代表は、来年1月27日に中国と、同2月1日にサウジアラビアとのホーム2連戦を控えている。この日は来年1月21日に埼玉スタジアムでウズベキスタンと国際親善試合を行うことも発表された。入国停止措置は「当面1カ月」とされたが、長引けばW杯最終予選への影響も懸念される。
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大を受けた水際対策の強化措置として、政府は30日午前0時から全世界を対象に外国人の新規入国を原則停止すると発表した。