来季J2横浜FC新監督に四方田修平氏 正式発表
来季J2に降格する横浜FCは10日、新監督としてJ1札幌でヘッドコーチを務めている四方田修平氏(48)の就任を発表した。今季終了まで指揮した早川知伸氏(44)はトップチームコーチとしてチームに残る。当初は前FC東京監督の長谷川健太氏(56)も有力候補に挙がっていたが、長谷川氏は9日に名古屋の監督に就任したことが発表されている。
四方田氏はこれまで02年から札幌U-18を指揮した後、15年7月からトップチームの監督に就任。16年には札幌をJ2優勝に導き17年まで務めた。18年からヘッドコーチとなっていた。
クラブを通じ「横浜FCファミリーの皆様。この度、横浜FCの監督に就任することになりました四方田修平です。多くの方々に応援していただけるこのクラブの監督に選ばれて非常に光栄です。オファーをいただいたこの御恩を、必ずJ1昇格という結果でお返しできるよう全力を尽くします。一体感のあるチームを築き、アグレッシブな姿勢でシーズンを戦っていけるように、良い準備をしていきたいと考えています。7歳まで生まれ育った横浜に戻ることにも縁を感じています。ファン・サポーターをはじめ、チーム関係者、スポンサーの皆様、どうぞ応援よろしくお願いいたします」とコメントした。
横浜FCは今季、6連敗を含む開幕から13戦勝ちなしなど、シーズンのほとんどを最下位で過ごした。守備面ではリーグワースト77失点と特に課題を残した。成績不振もあり4月に退任した下平隆宏前監督(49)の後任として早川氏が就任。夏場には5人の外国人助っ人を獲得し巻き返しを狙ったが、残留には届かなかった。四方田新監督の下、再びJ1の舞台を目指す。