サッカー 大岩剛氏をパリ五輪目指す日本代表監督に承認 JFAが発表
日本サッカー協会(JFA)は16日、オンラインで理事会を開き、2024年パリ五輪を目指すU-21(21歳以下)日本代表監督として、元J1鹿島監督の大岩剛氏(49)を承認したと発表した。
オンライン取材に応じた日本協会の反町康治技術委員長は「アジアの戦い方を熟知している。立ち振る舞いも凜として意思の強さを感じる。U-18(18歳以下)での指導の評価も高い」などと選考理由を挙げた。
元日本代表DFの大岩氏は10年の現役引退後に鹿島でコーチを務め、17年6月には監督に昇格した。18年にはアジア・チャンピオンズリーグ初制覇に導き、19年に退任。日本協会でS級ライセンス講習の指導者養成に携わり、年代別代表の指揮を担当するなど育成年代にも精通している。
パリ五輪世代には日本代表MF久保建英(マジョルカ)や日本代表に初選出されたMF荒木遼太郎(鹿島)、DF西尾隆矢(C大阪)らがいる。