J2得点王の磐田FWルキアンが福岡へ完全移籍「家族やいろんなことを考えて」決断
来季J1に昇格する磐田が17日、FWルキアンがJ1福岡に完全移籍することを発表した。
ブラジル、韓国のクラブでのプレーを経て、19年から磐田でプレーするルキアンは、今季は22得点を上げ、J2得点王に輝き、J1昇格に貢献した。
クラブを通じ「今の気持ちを言葉に表すのは難しいです。自分が大好きになったクラブ、ジュビロ磐田を離れることは想像できませんでした。本当に自分のファミリーのような存在で、私の将来を想像するとジュビロ磐田ありきでした。しかし、人生はいろんなサイクルで構成されており、今日でジュビロ磐田の選手としては終わりになります。この決断をするのは難しくて、辛かったです。とても悩みました。自分だけではなく、家族やいろんなことを考えての決断です」と説明した。
その上で、「私はこのクラブで、自分の汗、血、魂、全てを捧げたことは間違いなく、悔いもありません。ジュビロ磐田がいるべき場所に戻れたことは嬉しく、自分は顔を上げて次の道へ進むことができます。ファンの皆様には申し訳ございません。プロ選手としてのルキアンは去りますが、1人のジュビロサポーターとしてのルキアンはいつも応援しています。本当にありがとうございました」と別れを惜しんだ。