J1横浜M 鹿島からDF永戸勝也を獲得 母国復帰ティーラトンの後継者を確保
J1横浜Mは17日、鹿島からDF永戸勝也(26)が完全移籍で加入すると発表した。
永戸は横浜Mを通じて以下の通りコメントした。
「鹿島アントラーズから加入することになりました永戸勝也です。攻撃的で魅力的なサッカーをする横浜F・マリノスをさらにレベルアップできるよう、自分の特長である左足のキックでチームに貢献したいと思います。タイトル獲得のため、一日でも早くチームメートとの理解を深め、全力を尽くして戦います。応援よろしくお願いします!」
鹿島を通じては以下の通りコメントした。
「加入してからの2年間、厳しくも温かく、力強い応援ありがとうございました。鹿島アントラーズという常に優勝を求められるクラブでプレーすることは、自分にとって刺激的な毎日でした。タイトルを獲ることができず、悔しさの残る2年間でしたが、選手、スタッフ、そしてアントラーズファミリーの皆様と過ごした時間は貴重な財産です。プロサッカー選手として必ず成長し、今度はアントラーズと戦えることを楽しみにしています」
千葉県出身の永戸は法大から2017年に仙台入り。19年にリーグ最多の10アシストを記録するなど左足から繰り出すキックの精度には定評があり、20年に鹿島へ完全移籍した。今季は開幕から左サイドバック(SB)に定着していたが、9月以降は今夏にポルトガル1部ポルティモネンセから復帰したDF安西に定位置を奪われ、出場機会が減少していた。
横浜Mは今季27試合に出場した主戦SBのタイ代表DFティーラトン(31)のタイ・プレミアリーグ・ブリラムへの完全移籍を見越して、早くから代替戦力の確保を進めていた。