横浜Mが仙台からFW西村拓真を獲得、移籍金なし 名古屋、神戸などとの争奪戦制す

 J1横浜Mは17日、来季J2に降格する仙台からFW西村拓真(25)が完全移籍で加入すると発表した。名古屋、神戸などJ1複数クラブとの争奪戦を制した。移籍金は発生しないという。

 横浜Mを通じて「仙台から移籍してきた西村拓真です!このチームに入ることがとても嬉しいし、楽しみです!F・マリノスの漢になれるように全力で頑張ります!応援よろしくお願いします!」とコメント。

 仙台を通じては「18歳で加入し、約6シーズン本当にお世話になりました。このたび、自分自身の更なる成長を求め、横浜F・マリノスへの完全移籍を決断しました。ベガルタ仙台の一員として、たくさんの経験を通し、サッカー選手としてだけではなく人としても成長することができました。クラブに関わるすべての方々に感謝しています。クラブ、ファン、サポーターのみなさん、仙台の街が大好きです。6シーズン本当にありがとうございました」とコメントした。

 名古屋市出身の西村は富山第一高から2015年に仙台入り。両足から放たれる強烈なシュートが持ち味で、18年には24試合11得点を挙げ、同年夏にロシア1部CSKAモスクワに完全移籍した。ポルトガル1部ポルティモネンセへの期限付き移籍を経て、20年に期限付き移籍で仙台に復帰。完全移籍に移行した今季は32試合に出場してチーム最多6得点と奮闘した。

 横浜Mは今季J1得点王の日本代表FW前田大然(24)がスコットランド・プレミアリーグのセルティックから獲得オファーを受けており、来季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場することもあって前線の補強に着手していた。中央や左サイドでも機能する西村は求める選手像と合致。西村も横浜Mの攻撃的なスタイルに魅力を感じ、将来的な海外再挑戦も見据え、決断に至ったという。

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