日本サッカー協会 天皇杯決勝の来場者に注意喚起 チケット完売で観衆6万人見込み

 日本サッカー協会(JFA)は17日、天皇杯準決勝の川崎-大分(12日、等々力競技場)を観戦した20代男性が新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に感染したことを受け、決勝の浦和-大分(19日、国立競技場)の来場者に対して注意喚起した。

 JFAは来場を見合わせるべき例として、当日や数日内に体調が優れない場合、同居家族や知人に感染が疑われる場合、過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域などへの渡航または当該在住者との濃厚接触がある場合を挙げ、該当者には来場を控えるよう呼び掛けた。チケットの払い戻しは行わない。

 JFAは同日、決勝のチケットが完売したことも発表。収容率100%で開催される予定のため、6万人近い来場者が見込まれる。

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