J1横浜M 徳島からパリ五輪世代MF藤田譲瑠チマを獲得へ

 J1横浜Mが来季の新戦力として、J2に降格した徳島からMF藤田譲瑠チマ(19)を完全移籍で獲得することが19日、濃厚となった。交渉は大筋で合意に達しているという。

 今季32試合に出場した主戦ボランチのMF扇原貴宏(30)がJ1神戸に完全移籍。代替戦力の確保に乗り出していた中で、藤田の将来性を高く評価。来季も徳島との契約を残していたが、移籍金を支払い、補強に成功した。

 東京都出身でナイジェリア人の父と日本人の母を持つ藤田は172センチと小柄だがボール奪取力に優れ、的確なパスで好機を演出し、無尽蔵のスタミナでピッチを駆ける。東京Vの下部組織から2019年に17歳でJ2デビューを果たした。トップチームに昇格した昨季は41試合3得点。徳島に完全移籍し、J1初挑戦となった今季はボランチやインサイドハーフを主戦場に28試合に出場した。

 2024年パリ五輪世代で、今夏の東京五輪ではトレーニングパートナーとして事前合宿に帯同。7月の国際親善試合ではU-24(24歳以下)日本代表として飛び級で出場した。

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