J1浦和の元日本代表FW興梠慎三が札幌移籍へ 今夏に続く獲得オファー
J1浦和の元日本代表FW興梠慎三(35)が札幌に移籍することが19日までに濃厚となった。
宮崎県出身の興梠は宮崎・鵬翔高から2005年に鹿島入りし、13年に浦和へ完全移籍した。12年から昨季まで9季連続2桁得点を記録するなど歴代3位のJ1通算158得点を挙げている。今季は負傷の影響やFWユンカーの加入で出場機会を減らし、出場20試合(先発3試合)1得点。天皇杯決勝でもベンチ外となっていた。
浦和は来季も契約を残す興梠の慰留に努めたが、今夏に続く獲得オファーを提示し、12~17年に浦和の指揮を執ったペトロビッチ監督が率いる札幌でのプレーを決断したとみられる。
また、MF田中達也(29)は福岡、DF山中亮輔(28)はC大阪、MF金子大毅(23)は京都に移籍し、来季J3に降格する相模原に期限付き移籍していたDF藤原優大(19)はJ1湘南へ期限付き移籍する可能性がそれぞれ浮上している。