カズ 次男・孝太の会見衣装、自身のものだと認めた りさ子夫人からはストップも
横浜FCの元日本代表FW三浦知良(54)が20日、大阪府内で自主トレを行った。現在、移籍先候補と話し合いを続けているが、この日は、JFLのFC大阪と約1時間の交渉に臨んだ。
午前練習終了後に取材に応じたカズは、大みそかの「RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)で総合格闘技デビューが決定した次男・孝太(19)が17日の会見に臨んだ衣装がカズを意識させるものだという話題に言及。孝太が着用したスーツなど「靴下まで。パンツ以外」はすべてカズ自身のものだと認めた。
カード発表会見に臨んだ孝太は赤系統のスーツに、ドット柄のスカーフで登場。カズが93年の年間表彰式でMVPを受賞した際に着用していた衣装と重なると話題となった。カズは「MVPの時は赤。あれはボルドー。全然違う」とこだわりを見せながらも、孝太が自身のスーツを着用した経緯を説明した。
主催者からスーツで会見に出るように言われた孝太だったが、高校卒業時に購入したものは格闘家として筋肉が増した体には入らなくなっていた。新調する時間もなく、カズに近い体形となったこともあり、父親の衣装部屋に直行。「もっと本当に真っ赤なものもあるんですけど、さすがにそれはりさ子夫人が『これはやめた方がいいんじゃない』と言って、あれをコーディネートしたみたいですね」と明かした。
孝太のデビュー戦は会場観戦を予定。カズは「いいことだね。着るもので話題にしてもらえるんだから」と笑った。