FW三浦知良 去就熟考「選ぶことに責任がある」 6クラブ目・FC大阪と初交渉
横浜FCの元日本代表FW三浦知良(54)が20日、大阪府内で自主トレを行った。大阪滞在中に、移籍先候補との話し合いを続けているが、直接交渉に熱意を感じ「選ぶことにものすごく責任があると感じています」と心境を語った。この日は、JFLのFC大阪と約1時間の交渉に臨んだ。
オファーのあったクラブと連日、話し合いを続けているカズ。「皆さん、熱い気持ちや具体的な起用法など素晴らしいプレゼンをしてくれる」と熱意を感じている。
横浜FCから残留要請を受けているが、出場機会を求めて移籍を検討。J2琉球、JFLの鈴鹿、高知、関西1部のおこしやす京都、アルビレックス新潟シンガポールと交渉を終え、この日は6クラブ目となるFC大阪と初交渉した。
交渉後にはFC大阪の近藤祐輔社長(35)が取材対応。目標とする大阪から3番目のJリーグ入りへ「今季できなかったこと含め、変えていけないといけない。これから作り上げていかないといけないことがたくさんある。そのためにカズさんが必要」と強調した。
去就は年内に決定する方針で、「大変な作業になるのかなと。予想以上に皆さんの自分に対する期待とかね。選ぶことにものすごく責任があると感じています」とカズ。自主トレ後にも関東圏のJ1以外のJクラブと交渉を持つという。キングの決断が注目される。