22年は3年ぶり「J1参入プレーオフ」を開催【各カテゴリ昇降格レギュレーション】

 Jリーグが21日、来季の開催方式を発表した。開催が2シーズン見送られていた「J1参入プレーオフ」が3年ぶりに行われることなどが発表された。

 J1参入プレーオフは、20年は新型コロナウイルスの影響による日程面などの要因で開催されず。21年は20年にJ2からJ1への昇格のみが行われたため、J1・J2間で「降格4・昇格2」の自動昇降格のみになったことにより、開催されなかった。

 J1リーグ戦や、カテゴリ間の昇格・降格のレギュレーションは以下の通り。

【J1リーグ戦】

▽開催期間は2月19日(土)~11月5日(土)※開幕節は2月18日に開催される可能性がある。

▽同勝ち点の場合は、以下の順番で順位を決める。

1得失点差、2総得点数、3当該チーム間の対戦成績(イ:勝点、ロ:得失点差、ハ:総得点数)、4反則ポイント、5抽選※抽選は、降格チームの決定等、理事会が必要と判断した場合のみ実施される

【J1・J2間の入れ替え】

▽J1の年間下位2クラブがJ2へ降格、J2の年間上位2クラブがJ1に昇格

▽J1年間順位16位はJ1参入プレーオフにまわる。決定戦でJ2の勝ち上がりクラブに勝てば残留

▽J2の1位から6位のクラブで、J1クラブライセンスの交付判定を受けられなかったJ2クラブがあった場合は、以下の通りとなる。

 (1)年間順位の上位2位に入っても昇格できない

 (2)J1参入プレーオフに参加できない

 (3)もし上位2クラブに、J1クラブライセンスを受けたクラブが1つしかない場合は、J1の17位のクラブがJ1参入プレーオフに参加する。18位は降格。

 (4)同じくJ2上位2クラブのうち、J1クラブライセンスの交付判定を受けたクラブがない場合は、J1年間下位2クラブとの入れ替えは行わない。また、J1参入プレーオフにはJ1最下位が参加する

▽J1のクラブがJ1クラブライセンスの交付判定を受けられなかった場合は、J1参入プレーオフに参加できない。

▽J1参入プレーオフの出場資格を満たさないクラブがあっても、J1の15位以上のクラブが繰り下がりで同プレーオフに参加したり、J2で7位以下のクラブが繰り上がって同プレーオフに出場したりすることはない。

【J1参入プレーオフ】

▽J2からの出場クラブが4チームの場合は3位VS6位、4位VS5位で1回戦を、勝者同士で2回戦を行い、その勝者とJ1からの出場クラブと決定戦を行う。

▽J2からの出場クラブが3チームの場合は、下位クラブ2チームで対戦。勝者が最上位のチームと2回戦を行い、その勝者とJ1からの出場クラブが決定戦を行う。

▽1回戦と2回戦は、90分間で勝敗が決まらなかった場合は、年間順位上位が勝者に。決定戦は延長戦、それでも決着しない場合はPK方式を行う。

【J2・J3間との入れ替え】

▽J2の年間下位2クラブが降格し、J3の年間上位2クラブがJ2に昇格する。

▽上位2位以内のJ3クラブのうち、J1かJ2のクラブライセンス交付判定を受けていないクラブがあった場合は、そのクラブは昇格できない。その場合でも、J3の3位以下のチームがJ2に繰り上げで昇格することはない。

▽J3上位2位以内で、J1かJ2のクラブライセンス交付判定を受けたクラブが1つだけの場合、J2からは最下位のクラブのみが降格する。

▽J3上位2位以内で、J1かJ2ライセンスの交付判定を受けたクラブがない場合は、入れ替えは行わない。

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