J1浦和 DF犬飼智也を完全移籍で獲得 鹿島からの主力獲得は13年FW興梠以来
J1浦和は25日、鹿島からDF犬飼智也(28)を完全移籍で獲得したと発表した。犬飼は来季も鹿島との契約を残しており、移籍金が発生する。鹿島から浦和への主力選手の移籍は2013年のFW興梠慎三以来となる。
静岡県出身の犬飼は清水の下部組織から12年にトップチームに昇格。松本への期限付き移籍を経て、18年に鹿島へ完全移籍した。足元の安定感に優れたセンターバックで今季は29試合5得点。浦和はDF槙野智章やトーマス・デンが退団し、CBの補強に乗り出していた。
浦和を通じて以下の通りコメント。
「鹿島アントラーズから加入することになりました犬飼智也です。浦和レッズの力になれるよう、ピッチでその覚悟を示していきたいと思います。一日でも早く埼玉スタジアムでプレーできることを楽しみにしています。必ず優勝しましょう!」
鹿島を通じては以下の通りコメントした。
「鹿島アントラーズに加入してから4年間、多くの方々に支えられながら貴重な時間を過ごすことができ、本当に感謝しています。タイトルを義務付けられているクラブでプレーし、選手として成長するだけでなく、かけがえのない経験を積むことができました。ここ3年間はタイトルに手が届かず、悔しい思いがたくさんありますが、素晴らしい選手、スタッフ、フロント、ファン・サポーター、すべてのアントラーズファミリーの方々と一緒に戦えたことは、一生の財産です。次は対戦相手として、皆さんの前でより成長した姿を見せられるよう努力し続けます。4年間、ありがとうございました!」