関東第一が爆勝発進 異なる6人がゴール決め6-0 若松が新国立1号「意識してなかった」

 前半、関東第一・坂井航太(右)がゴールを決め、2対0とする(撮影・佐藤厚)
 後半、ゴールを決め歓喜する関東第一・肥田野蓮治(撮影・佐藤厚)
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 「全国高校サッカー選手権・1回戦、関東第一6-0中津東」(28日、国立競技場)

 記念すべき第100回大会の開幕戦を関東第一(東京B)が飾った。6発で中津東(大分)に快勝した。

 大会1号、新しくなった国立での第1号は前半13分に生まれた。コーナーキックのこぼれ球にMF若松歩(3年)が押し込み先制点を奪った。

 同22分には左サイドからのクロスをFW本間凜(2年)が頭で折り返し、FW坂井航太(3年)が体勢を崩しながら右足を振り抜いた。同終了間際にもMF藤井日向(3年)が完璧ミドルシュートを決め、前半で3点のリードを奪った。

 後半3分にFW本間凜(2年)のゴールで加点。同36分には途中出場の1年生MF平形京太がゴールを挙げ、同39分にはMF肥田野蓮治(3年)がダメ押し点を決めた。

 攻撃陣は異なる6人がゴールを決めて6得点。守っては軽快なパスワークで中盤を制圧。終始主導権を握り無失点で試合を締めくくった。

 先制ゴールの若松は「第1号ゴールは意識していなかったんですけど、ちょうどいいところに転がってきたので決めるだけでした。関東一高は2回戦を乗り越えたことが無いので、あと2日間精いっぱいやっていきたい」

 小野貴裕監督は「素晴らしい環境の中で精いっぱいピッチに立った中津東も含めた22人を誇らしく思います」と話した。

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