C大阪 西川潤の鳥栖への期限付き移籍を発表「逞しくなった姿を見せられるよう」

 J1C大阪は28日、MF西川潤(19)が来季、J1鳥栖に期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2022年2月1日から23年1月31日まで。契約により移籍期間中は鳥栖とC大阪が対戦する全ての公式試合に出場できない。

 西川はクラブを通じて「この度サガン鳥栖に期限付き移籍することになりました。この2年間、個人としては悔しさの方が多いシーズンだった中でもセレッソのファン・サポーター、セレッソに関わる全ての方々のおかげで前向きに、そして素晴らしい経験をさせていただきました。この想いや経験を活かし、もっと逞しくなった姿を見せられるよう頑張ってきます!これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。

 パリ五輪世代で日本代表MF久保建英(マジョルカ)と同学年にあたる西川は、各年代別代表に名を連ねるなど早くから将来を嘱望されていた。神奈川・桐光学園高時代にはドイツ1部レーバークーゼンに練習参加し、19年には17歳でU-20W杯に飛び級出場した。

 20年のC大阪加入後もスペイン1部バルセロナが獲得に興味を示すなど潜在能力に疑いのないレフティーだが、プロ入り後はキャリアが停滞。今季は自己最多の17試合に出場したが、先発出場は6試合で無得点に終わった。プロ2年間でJ1通算30試合1得点にとどまり、さらなる出場機会を求めて決断した。

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