「皇后杯・準々決勝、日テレ東京Ｖメニーナ４－０大宮Ｖ」（２９日、ヤンマースタジアム長居）

　４回戦でＩＮＡＣ神戸を撃破した、アマチュアチームの日テレ東京ＶメニーナがＷＥリーグ勢を連覇して準決勝進出を果たした。

　日テレ東京Ｖメニーナは、ＷＥリーグ所属の日テレ東京Ｖベレーザの下部組織にあたる。大きく年齢が上の選手がそろっている大宮に、走力とパスワークで対抗。前半３４分に土方が守備選手と競り合いながらゴール左隅へ流し込むシュートを決めると、後半にも大山、樋渡、松永の３人がゴールを奪った。

　他の準決勝進出チームは、ＷＥリーグ勢では浦和とジェフ市原・千葉、なでしこ１部からＣ大阪。試合は１月５日に行われる。組み合わせは以下の通り。

　浦和－Ｃ大阪、ジェフ市原・千葉－日テレ東京Ｖメニーナ（２試合ともカンセキスタジアムとちぎ）

　ジェフ市原・千葉は準々決勝でメニーナから見たトップチームの日テレ東京Ｖベレーザを破っているため、メニーナが勝てば“敵討ち”を果たして、対ＷＥリーグ勢３連勝となる。