J1川崎に札幌のタイ代表チャナティップが電撃移籍へ 旗手セルティック移籍で中盤補強

 J1札幌のタイ代表MFチャナティップ(28)がJ1王者の川崎に電撃移籍することが6日、複数の関係者の話で分かった。チャナティップは札幌との契約を残しているが、完全移籍に向けたクラブ間交渉は合意に向かっているという。

 チャナティップは2017年途中にタイ・プレミアリーグのムアントンから札幌に期限付き移籍し、19年から完全移籍に移行した。158センチと小柄だが、高い技術と巧みなドリブルなどで存在感を発揮。20、21年は度重なる負傷に悩まされたが、来日4年半でJ1通算115試合14得点を記録した。

 タイ代表としても通算58試合に出場。1日に決勝が行われたスズキカップでも母国を2大会ぶりの東南アジア王者に導き、6試合4得点で大会MVPと得点王に輝いた。

 今季は鹿島以来となるリーグ3連覇に挑む川崎だが、オフには昨季30試合に出場した旗手怜央(24)がセルティック(スコットランド)に完全移籍。主にインサイドハーフを担った旗手に代わる新たな中盤の柱として、移籍金を支払い“タイのメッシ”を補強する。

 ◆チャナティップ(CHANATHIP Songkrasin)1993年10月5日、タイ出身。2012年にタイ・プレミアリーグのテロ・サーサナ(現ポリス・テロ)でプロデビュー。ムアントンを経て17年に札幌に期限付き移籍。19年から完全移籍に移行した。J1通算115試合14得点。タイ代表通算58試合12得点。158センチ、56キロ。

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