小嶺忠敏氏通夜1500人 大久保嘉人氏ら駆けつけ「感謝しかない」
長崎・国見高を全国高校サッカー選手権で6度の優勝に導くなど高校サッカー界の名将として知られ、7日に肝不全のために死去した小嶺忠敏氏(享年76)の通夜が8日、長崎県南島原市で営まれ、親族や教え子、サッカー関係者ら約1500人の参列者が故人との別れを惜しんだ。
通夜には、昨季限りで現役を引退した国見高出身で元日本代表の大久保嘉人氏も訪れた。大久保氏は「小嶺先生には感謝しかない。最後まで現役を見届けてもらえたことはよかった。先生から学んだことは、一生ものの財産。これからも、天国から見守ってくれると思う」と静かに語った。
会場には全国のJクラブやサッカー協会、高校、大学、地元の企業などから200以上の供花が届いた。葬儀・告別式は9日に行われる。