鹿島 19歳の荒木遼太郎 自ら背番号10を希望「恥じないようなプレーをしたい」
J1鹿島は12日、鹿嶋市内で始動し、オンライン取材に応じたMF荒木遼太郎(19)は「鹿島に入ってタイトルを何一つ取れていないので、タイトルを一番に考えて、目指してやりたい。今年こそ必ずタイトルを取りたい」と抱負を語った。
今季から背番号10を背負う。荒木は自ら希望したことを明かし、「(東福岡高の)先輩でもある本山(雅志)さんがつけていて、自分もつけたいと思っていた。恥じないようなプレーをしていきたい。小さい頃から10番がエースストライカーと思っていた。中学、高校でも10番を背負っていたし、10番にしたい気持ちは強かった。少し迷ったが、10番をつけて戦いたいと思った」と決意を新たにした。
2024年パリ五輪世代でもある荒木は昨季、36試合10得点で1994年の城彰二(市原)以来27年ぶりとなる10代での2桁得点に到達。Jリーグの「ベストヤングプレーヤー賞」を受賞した。今季はさらなる飛躍が期待される。控えめな表情ながら「10ゴール10アシスト、けっこうハードルは高いが頑張りたい」と目標を掲げ、10番の責任感をにじませた。