日本サッカー協会が隔離期間短縮の要望書提出へ 田嶋会長と村井チェアマン連名で
日本サッカー協会の反町康治技術委員長(57)は13日、技術委員会後にオンライン取材に応じ、W杯カタール大会アジア最終予選に出場した日本代表の国内組に試合後14日間の隔離が義務付けられたことについて、日本協会の田嶋幸三会長(64)とJリーグの村井満チェアマン(62)の連名で隔離期間の短縮を求める要望書を提出する意向を明かした。
反町委員長は「クラブにとっては死活問題。われわれにとっても速やかに(選手を)クラブにお返して、集中して開幕を迎えてもらいたいと当たり前のように感じている。なるべく早く嘆願して、いい方向に持っていきたい」と語り、これまでの代表活動における防疫措置の実績を踏まえ「厳粛にやってきたことを評価していただき(隔離期間を)変えていただきたいと強く思っている。大変な作業になると思うが、できることは全部やっていきたい」と語った。
W杯最終予選の中国戦(27日)とサウジアラビア戦(2月1日)については、政府から「厳格な防疫措置」を条件に開催が認められた。国内組の選手は試合開催後にバブルの中で14日間の隔離を実施することになり、チーム練習への参加も認められない。