浅野拓磨 待望の今季初ゴール チームに勝ち点もたらした「幸せ」
「ドイツ1部リーグ、ボーフム2-ケルン」(22日、ボーフム)
ドイツ1部ボーフムの浅野拓磨(27)がケルン戦で1-2の後半20分から出場し、同25分に今季初ゴールを決めた。試合は2-2で引き分けた。
1点を追う後半20分に切り札として投入された浅野が期待に応えた。ピッチに入って5分後、スローインの球がはずんでゴール前に流れてくると、すかさずシュート。ゴール左下に決まり、今季加入したボーフムで待望の初ゴールを奪った。
ドイツ1部での得点はシュツットガルト時代の2017年11月以来、約4年2カ月ぶりだ。パルチザン(セルビア)を経てドイツに戻り、10番を背負うアタッカーは「ようやく決めることができて幸せだが、向上を目指してプレーし続けなければ」。チームに勝ち点をもたらす価値あるゴールだった。
W杯アジア最終予選を控える日本代表にも招集された。大きな弾みをつけて中国戦、サウジアラビア戦へ臨む。