松井大輔が語る引退観「家帰っても、きついなと思う」けど現役続ける理由は?
サッカーの元日本代表MF松井大輔(40)=YS横浜=が自身のユーチューブチャンネルで公開している那須大亮氏(40)とのコラボ動画で、引退観について語っている。
自身の公式チャンネルで22日に投稿した「松井大輔、引退について語る」の動画で、引退についての話題に、「もう、早くしたいよ引退。もう疲れたよ」と冗談とも本気ともつかない口ぶりで話していた松井。那須氏が、自身のプレーの質が落ちてきたことや、最終所属の神戸で“いい時に辞める”という美学を持っていたという元スペイン代表のエースFWビジャの生き様から影響を受けたことを明かしたのを受け、松井も「俺もカズさんを見てるし」と、JFL・鈴鹿に移籍し、55歳でシーズンを迎える“キング・カズ”ことFW三浦知良の名を挙げながら、引退観について口にした。
「自分が好きなプレーがあったりだとか、楽しいと思えたら、それをやりたくなる」や、「回りの人がもっとやってくれとか」とサッカーへの愛や、周囲の期待が自身を支えていると語った。ただ、「毎日、家帰っても、きついなと思うよ。めっちゃきついときとかある。朝きついね。でも、楽しいけど。二部練とか、体がガタきてるのが分かるし。それを維持していく、限界を超えて上げていくのが難しいというのがあるよね」と実感を込めて話していた。
松井と那須氏は鹿児島実業高の同期生。気心が知れた間柄で、この日の動画では、行きたかったクラブや、ユーチューブを始めたきっかけについてトークしている。