日本1-0で前半終了 南野、GKの足に当てながら先制弾 長友の好パスカットも

 前半、先制ゴールを決め、祝福される南野(中央)=撮影・出月俊成
 前半、シュートを空振りする田中(撮影・出月俊成)
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 「W杯アジア最終予選、日本-サウジアラビア」(1日、埼玉スタジアム)

 日本がMF南野拓実の先制ゴールで1点をリードし、前半を終えた。

 中国戦と同じ先発11人でキックオフを迎えた日本。先制点は、ここまで3試合連続で得点している伊東の快足から生まれた。

 右サイドに、相手と五分五分の位置関係か、というボールへダッシュ。わずかに先んじると、鋭いクロスを中に入れた。

 中央でFW大迫がこれをスルーすると、駆け込んだ南野がボールをキープ。左方向へ持ち出してからシュートを放ち、相手GKに当たりながらも、ボールはゴールに吸い込まれた。

 この試合に向けては、選手変更があるのかという点が注目された。最終予選では中山との途中交代が続いている長友は、この試合も先発出場し、前半13分には、他の選手と連動した守備でパスカットに成功。そのまま攻撃につなげて、相手ゴールまで攻め込む場面があった。クロスボールは惜しくもカットされたが、存在感を示した場面だった。

 日本の先発は以下の通り。ポジションは実際のプレー位置から見て判断したもの。

 ▽GK 権田

 ▽DF 谷口、長友、坂井、板倉

 ▽MF 遠藤、守田、田中

 ▽FW 南野、大迫、伊東

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