W杯予選 3・24敵地豪州戦地上波あるかも!?田嶋会長「自腹払ってでも」

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(64)が2日、オンライン取材に応じ、日本が勝てば7大会連続7度目のW杯出場が決まるアジア最終予選B組第9戦、オーストラリア-日本戦(3月24日)の地上波放送を模索していることを明かした。

 最終予選のアウェー戦は映像配信サービスDAZN(ダゾーン)の独占放送となっており、地上波での放送予定はない。放映権については、一括管理するアジア・サッカー連盟(AFC)が21年にスイスと中国の合弁会社「DDMCフォルス」と8年総額で推定20億ドル(約2300億円)の契約を締結。放映権料の高騰で日本の地上波各局は購入を見送り、ホーム戦の契約のみとなっていた。

 田嶋会長はAFCなどと交渉を行う意向を示し「自腹を払ってでもできないかと考えているのは確か。簡単ではないと分かっているが、少し(放送開始を)遅らせるとか努力をしないといけない」と踏み込んだ。

 1日にテレビ朝日系列で放送されたサウジアラビア戦は平均世帯視聴率が20・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に達した。田嶋会長は「地上波の影響力がまだまだあると、ひしひしと感じている。最後まで努力したい」と力を込めた。

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