Ｊ２東京Ｖは１６日、インドネシア１部スラマンから同国代表ＤＦアルハン（２０）が完全移籍で加入すると発表した。背番号は３８。クラブ初となる東南アジア出身選手の獲得となる。

　新型コロナウイルスの水際対策による入国規制のため、来日の日程については調整中。入国後、メディカルチェックを経て正式契約に至る。

　左サイドバックを主戦場とするアルハンは２０２１年にインドネシア代表に初選出され、国際Ａマッチ通算１６試合で３得点を挙げている。インスタグラムのフォロワー数は２９５万人に達し、タイ代表ＭＦチャナティップ（川崎）の２２１万人も上回る。アルハンが東京Ｖ加入を発表した投稿には、既に１万件を超えるコメントが殺到している。クラブによると、昨年８月から獲得を目指していたという。

　アルハンはクラブを通じて「皆さん初めまして！インドネシア代表左サイドバックのプラタマ・アルハンです！　東京ヴェルディの一員になれて嬉しく思います。チームに貢献できるようベストを尽くします。近いうちに皆さんとお会いできることを楽しみにしています。一緒に良い思い出をたくさん作っていきましょう。ヨロシクオネガイシマス！」とコメントした。