J1横浜M 痛恨ドローもアンデルソンロペス躍動 守備には課題 高さ不足を露呈
「明治安田生命J1、横浜M2-2C大阪」(19日、日産スタジアム)
終了間際に勝利を逃した。3季ぶりの王座奪還を目指す横浜Mの開幕戦は2-2の引き分けに終わった。
0-1の後半21分に投入されたFWアンデルソンロペスが3分後に同点弾をアシストすると、同33分には一時は逆転となるゴールをねじ込んだ。開幕直前に中国スーパーリーグの武漢から電撃加入。昨季札幌で14試合12得点の破壊力を発揮したブラジル人FWは「勝ち点3を取れれば完璧なデビューだった」と複雑な表情だった。
CKから2失点を喫した守備には課題を残した。185センチのDFチアゴマルチンスとMF扇原が移籍。先発の平均身長が下がり、セットプレーでの高さ不足を露呈した。マスカット監督は「身長は関係ない」と強気の姿勢を崩さなかったが、早急な修正が必要だ。