J1神戸 ボロボロ守備崩壊 オウンゴールに一発レッド イニエスタ不在で攻撃陣も不発
「明治安田生命J1、名古屋2-0神戸」(19日、豊田スタジアム)
守備のミスが失点に絡み、自慢の攻撃も不発。「アジアNo.1」を掲げる神戸が開幕戦からつまずいた。
フェルマーレンの退団で不安視されていた守備陣が乱れた。右から槙野、大崎、小林、酒井の4バックで臨むと、前半23分に大崎が自陣でボールを失い先制を許す。後半6分にはクロス対応した酒井が痛恨のオウンゴール。後半13分にはMF扇原が一発レッドで退場した。
今オフも槙野、扇原、汰木(ゆるき)と積極的に補強を重ねた。3人は先発したが、MFイニエスタがメンバー外。三浦淳寛監督は「そんなに大したことではないけど、本人から話があり、今回はパスしようという話になった」と説明する。
昨季クラブ最高の3位となり、高まるリーグ初制覇への期待。スタジアムには三木谷浩史会長も駆けつけたが、待っていたのは散々な結果。新天地初戦でJ1通算400試合出場を刻んだ槙野は「勝利して良いメモリアルをアナウンスされたいと思っていましたが…」と悔しさをにじませた。