Ｊ１京都のチョウ貴裁監督（５３）が２１日、ルヴァン杯・柏戦（２３日・サンガＳ）に向けてオンライン取材に応じ、「自分たちが一歩進めるような試合をしたい」と開幕戦に続く快進撃を視野に入れた。

　１２年ぶりにＪ１昇格した京都は１９日の開幕戦で優勝候補の浦和に１－０で快勝。指揮官は「最高の結果になったと思うが、あの試合が同点もしくは負けに終わったとしても、選手には昨年のＪ２開幕戦に臨む気持ちよりも堂々とした感じがあった」を手応えを語る。

　中３日で迎えるルヴァン杯にも勢いをつなげる。チョウ監督は湘南監督時代の１８年に同大会を制覇した。「久しぶりに参戦できることが自分自身楽しみ」。開幕戦に続くホーム戦ということも追い風と感じている。「祝日の水曜日にデーゲームは我々にとってポジティブ」。開幕戦でつかんだサポーターを再び攻撃サッカーで魅了する。