横浜M後半4発で川崎撃破 エウベル&仲川2発 川崎19年以来4失点、相手は同じ横浜M
「明治安田生命J1、横浜M4-2川崎」(23日、日産スタジアム)
横浜Mが電光石火の逆転劇など大量4得点で「神奈川ダービー」を制した。
川崎は前半32分、今季初出場となったMF橘田健人(23)のクロスをMF家長昭博(35)が右足で押し込んで先制し、前半を1-0で折り返した。
1点を追う横浜Mは後半12分にMFマルコスジュニオール(29)の右足クロスをFWエウベル(29)を頭で合わせて追い付くと、わずか1分後にはエウベルの折り返しをFW仲川輝人(29)が押し込み逆転に成功した。仲川は開幕節のC大阪戦に続く2試合連続ゴール。同19分にはエウベルが右足ミドルを決め、3-1と試合を決定付けた。
川崎は後半28分にFW知念慶(26)のゴールで1点差に迫ったが、横浜Mは同33分に仲川がペナルティーエリア左隅から鮮やかな右足シュートを決め、再び2点差とした。仲川は開幕から2試合3得点。今季から左FWに主戦場を移し「勝負の年と意気込んでいる」と語っていた背番号23は、得点王とMVPに輝いた19年以来の復調へ上々の滑り出しとなった。
川崎の4失点は1-4で敗れた2019年第33節以来で相手は同じ横浜Mだった。