エムバペ&ハーランドの同時獲得視野か レアルが来季に向けて大型補強検討
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードが来季に向けてフランス代表FWキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)とノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(ドルトムント)の同時獲得を検討しているという。スペインのスポーツ紙マルカが26日までに伝えている。
同紙によると、エムバペは今季限りで契約が切れるため移籍金は発生しないが、ハーランドの移籍金は少なくとも7500万ユーロ(約91億1000万円)と予想される。2選手とも年棒も1億ユーロ(約130億円)と高額になるが、レアル側は複数の現所属選手を放出することで対応可能と判断。構想外になるのは元スペイン代表MFイスコ、ウェールズ代表FWベール、元ブラジル代表DFマルセロらとの報道があり、さらにベルギー代表FWアザールも候補だという見方もある。
一方でライバルクラブのバルセロナもハーランド獲得へ本腰を入れている様子。オランダ紙デ・テレグラフは、ジョアン・ラポルタ会長と強化部のジョルディ・クライフ氏がモナコで同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏と会ったと報じている。
バルセロナを拠点に展開するスポーツ紙、エル・ムンド・デポルティボによると、両者は昨年12月にトリノで顔合わせ済み。マンチェスターC、レアル・マドリードといった競合チームに対して先手を打っている。経営的に厳しい状況にあるバルサだが、こちらも現在抱える主力選手を放出することで懸案の前線補強を目指すとされる。