三浦知良 横浜FCサポーターに移籍あいさつ「互いの昇格願う」
サッカーのJ2横浜FCから日本フットボールリーグ(JFL)鈴鹿ポイントゲッターズに期限付き移籍したFW三浦知良(55)が27日、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で行われた横浜FC-長崎に訪れ、試合前にファン、サポーターへあいさつした。白のコートで登場し、移籍発表時はオフ期間だったため「ご無沙汰しています」と思いを伝えた。
“キング”の一時帰還となった。「横浜FCサポーターの前であいさつできることを幸せに思います。ありがとうございます。自分もJ3昇格に全力を尽くしていきたいと思いますので横浜FCもJ1昇格をみんなの力で達成してください。僕もそれを願っています」。花束を受け取ると16年間在籍したホームから拍手が送られた。
試合は前半26分、横浜FC下部組織出身のMF斎藤が2試合連発で、J2唯一の開幕2連勝に導いた。キックオフ前に『頑張れよ』と尊敬するカズからエールをもらい「背中を見て学ぶことがいっぱいあった。力になりました」と感謝した。
プロ37年目のカズは26日に55歳を迎えた。鈴鹿では練習試合に3試合連続先発など好調を維持。横浜FCの勝利を見届けるとさっそうとスタジアムを立ち去り、次は自らの開幕戦(3月13日、ラインメール青森戦)へ向かう。