FW指宿洋史が2戦連発でアデレード移籍後4得点目 DF太田宏介との日本人対決制す
オーストラリアAリーグのアデレードは6日、敵地でパースと対戦し、FW指宿洋史(30)が2試合連続ゴールを決めるなど、2-1で勝利した。
先発出場した指宿は前半46分、右CKに頭から飛び込み、貴重な先制点を突き刺した。前節セントラルコースト戦に続く2戦連発で、移籍後4得点目となった。後半14分には指宿の縦パスからギニア生まれの17歳FWモハメド・トゥーレが持ち込み、角度のない位置から追加点を決めた。指宿は後半35分までプレー。アデレードは終盤にPKで1点を返されたが、2連勝を果たした。
指宿は昨季限りでJ1清水を契約満了で退団し、1月にアデレードに加入した。デビュー戦となったメルボルン・シティー戦で初ゴールを決めると、同30日の敵地ニューカッスル戦でも得点するなど、順調にゴールを積み重ねている。
アデレード・ユナイテッドは6勝目を挙げ、16試合を終えて6勝6分け4敗で勝ち点24とし、暫定ながら12チーム中3位に浮上した。
対戦相手のパースには、J1のFC東京や名古屋などでプレーした元日本代表DF太田宏介(34)が2020年冬から所属している。太田は2試合連続のフル出場となったが、日本人対決は指宿に軍配が上がった。