チェルシーにさらなる衝撃 胸スポンサー「スリー」契約一時停止を発表「正しい判断」

 イングランド・プレミアリーグ、チェルシーのスポンサーを務める英通信会社「Three(スリー)」は10日、クラブに対してユニホームの胸部分やスタジアム周辺に掲出されているロゴの削除を含めた、スポンサー契約の一時停止を要請したと発表した。

 チェルシーのオーナーでロシア人のロマン・アブラモビッチ氏が、ウクライナに侵攻したロシアへの経済制裁の対象となり、英政府から資産凍結や英国の個人、企業との取引禁止などの制裁を科されたことを受けたもの。

 「Three(スリー)」は公式ツイッターで「先般発表された政府の制裁措置を受け、チェルシーに対し、さらなる通告があるまで、ユニホームやスタジアム周辺から弊社ブランドの削除を含めたスポンサーシップの一時的停止を要請した。この決定がチームを熱心に応援している多くのチェルシーファンに大きな衝撃を与えることは認識している。しかし、このような状況と政府の制裁措置を踏まえると正しい判断だと考える」と声明を発表した。

 チェルシーは特例によって一部活動が認められており、10日のノリッジ戦は予定通り開催された。胸部分に「Three(スリー)」のロゴが入ったユニホームを着用したが、今後は変更を迫られることになりそうだ。

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