J1神戸 完敗でクラブワースト開幕6戦未勝利 森保監督視察もFW大迫は欠場
「明治安田生命J1、神戸0-2鹿島」(11日、ノエビアスタジアム神戸)
神戸が完敗を喫し、クラブワーストの開幕6試合未勝利となった。
15日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)東地区プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦を控える神戸の三浦淳寛監督(47)は、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)とセルジ・サンペール(27)をベンチスタートとした。
神戸は前半7分、鹿島DF三竿健斗(25)にDF菊池流帆(25)が競り負け、ヘディングで先制点を許した。同36分にはMF山口蛍(31)がこぼれ球を右足ボレーで叩きつけたが、GKの好守に阻まれた。
1点を追う後半、三浦監督はイニエスタとサンペールの同時投入を試みるが、直前の同9分に鹿島FW鈴木優磨(25)のゴールで突き放された。終盤には途中出場のDF槙野智章(34)と菊池を最前線に送り出したが、ゴールは遠かった。6試合を終えて3分け3敗。勝ち点はわずか3と勝利から見放されている。
日本代表の森保一監督(53)が視察に訪れたが、神戸の日本代表FW大迫勇也(31)は2日の横浜M戦で負った右脚裂傷の影響で欠場した。