エムバペのレアル移籍が来週にも成立か 契約満了で移籍金なし推定年俸32億円か
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エムバペ(23)が来週にもスペイン1部レアル・マドリードへの移籍契約に至ると、スペイン紙マルカ(電子版)が12日に報じた。
レアルは昨季もエムバペの獲得を目指し、推定1億5000万ユーロ(約195億円)を超えるオファーを提示したとされていたが、移籍は実現しなかった。エムバペとPSGとの契約は今季終了後の6月末に満了となり、移籍金なしで他クラブに移ることが可能となる。
マルカ紙は「全てが計画通りに進めば、来週半ばにはフランス人選手と白い巨人(レアル・マドリード)を結びつける正式契約が結ばれることになる」と伝え、リーグ戦が継続していることもあり「正式な発表はシーズン終了後になる」とした。同紙によると、エムバペの年俸は2500万ユーロ(約32億円)で、6000万~8000万(約76億~約100億円)の契約ボーナスを受け取るという。
PSGは全力でエムバペの慰留に努めている。欧州メディアによると、年俸5000万ユーロ(約64億円)に契約延長ボーナス約1億ユーロ(約128億円)を加えた2年契約を提示していたという。