カズ JFLデビューに「試合に出られるということが一番大事」「みんなに感謝」

 試合後、サポーターに向かって手を振る鈴鹿・三浦知良(撮影・高部洋祐)
 試合後、サポーターに向かって手を振る鈴鹿・三浦知良(中央)=撮影・高部洋祐
 スタンドから試合を見守る鈴鹿・三浦知良の父・納谷宣雄さん(撮影・高部洋祐)
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 「JFL、鈴鹿2-0青森」(13日、四日市市中央陸上競技場)

 鈴鹿のFW三浦知良がスタメン出場し、55歳15日でアマラオ(FC刈谷)の持つJFL最年長出場記録(43歳9日)を更新し、後半20分までプレーした。「試合に出られるということが選手にとって一番大事。監督、クラブ、みんなに感謝したい。素晴らしい舞台に立たせてもらった」と振り返った。

 カズは主将のMF橋本晃司の負傷交代によりキャプテンマークを巻いた。シュートは打つことができず、最年長得点記録更新はお預けとなった。「本当はもっとボールを触ってペナルティエリアの中に入っていきたい」とも語ったが、前線からプレッシャーをかけ続けた。

 試合はカズが退いた後の同26分にMF三宅海斗が右クロスに頭で合わせ先制点。終了間際にDF菊島卓がミドルシュートを決めて2-0で勝利。鈴鹿にとっては初の開幕戦白星にもなった。「3ポイント取ることが一番重要だった。たくさんのお客さんの前で2-0で勝てたことはよかった。次につながる試合」と話した。

 兄の泰年監督は「(試合後に)最初に自分がかけた言葉はありがとう」だったことを明かし、「パフォーマンスはネガティブではなかった。時間をかけていけばゴールというビジョンは見えてくると思う」と今後にも期待した。

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