神戸 3-3で延長突入 延長前半リンコン弾で勝ち越し 一発勝負のACL
「ACL・プレーオフ、神戸-メルボルンV」(15日、ノエビアスタジアム神戸)
プレーオフは敗れれば、ACL本戦に進むことなく敗退が決まる。一発勝負の大一番は前後半で決着が付かず、3-3で延長に突入した。
延長前半5分、神戸が勝ち越した。主将の元スペイン代表MFイニエスタのパスを汰木がペナルティエリア左からつなぎ、最後はリンコンが押し込み執念ゴールをもぎ取った。
死闘となった試合の先手を取ったのは昨季J1・3位の神戸だった。前半6分、イニエスタのゴールで先制した。勢いに乗るかと思われたが前半12分に課題のセットプレーから同点に追いつかれた。
1-1の後半26分に神戸は失点。だが35分に大迫が同点弾。さらに42分、またも大迫が右足で合わせ、逆転に成功した。それでも勝ちきれず、終了間際、混戦からフォラミに同点ゴールを許した。
今季J1で優勝候補に挙げられた神戸だが、ここまでリーグ戦3分け3敗と6戦未勝利。1999年の5戦を上回るクラブワーストを23年ぶりに更新した。