サッカー日本代表 吉田麻也や三笘薫が復帰 堂安、鎌田や負傷の冨安は招集外
日本サッカー協会は16日、W杯カタール大会アジア最終予選オーストラリア戦(24日、シドニー)とベトナム戦(29日、埼玉)に臨む日本代表メンバー27人を発表し、負傷のため前回の最終予選で招集外となっていた主将の吉田麻也(サンプドリア)三笘薫(サンジロワーズ)らが復帰した。
左ふくらはぎを痛めて戦列を離れている冨安健洋(アーセナル)、負傷離脱が続く古橋亨梧(セルティック)、オランダ1部ユトレヒト戦(13日)でフル出場していた堂安律(PSVアイントホーフェン)やドイツ1部ボーフム戦(13日)で決勝点を決めるなど好調の鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)は外れた。
敵地でのオーストラリア戦は追加招集が容易でないため、森保一監督(53)は「数人はプラスで来てもらう」との考えも明かしていた。昨年10、11月の活動に倣い、ベンチ入り可能な23人以上を選出し、負傷離脱などの“有事”に備えた。
日本代表メンバーは以下の通り
▽GK 川島永嗣(ストラスブール)、権田修一(清水)、シュミット・ダニエル(シントトロイデン)、谷晃生(湘南)
DF 長友佑都(FC東京)、吉田麻也(サンプドリア)、佐々木翔(広島)、酒井宏樹(浦和)、谷口彰悟(川崎)、山根視来(川崎)、植田直通(ニーム)板倉滉、(シャルケ)、中山雄太(ズウォレ)
MF/FW 大迫勇也(神戸)、原口元気(ウニオン・ベルリン)、柴崎岳(レガネス)、遠藤航(シュツットガルト)、伊東純也(ゲンク)、浅野拓磨(ボーフム)、南野拓実(リバプール)、守田英正(サンタクララ)、三笘薫(サンジロワーズ)、前田大然(セルティック)、旗手怜央(セルティック)、上田綺世(鹿島)、田中碧(デュッセルドルフ)、久保建英(マジョルカ)
最終予選はA、B組各6チームの2位までがW杯出場権を獲得し、3位同士の勝者は大陸間プレーオフに回る。日本は9試合を終えて6勝2敗の勝ち点18で2位につけている。オーストラリア戦に勝てば7大会連続7度目のW杯出場が決まり、引き分けてもベトナム戦に勝てば2位以内が確定する。