大迫勇也「日本のため、チームのために全力を」負傷明けも 森保監督は状態見極め選出

 日本サッカー協会は16日、W杯カタール大会アジア最終予選のオーストラリア戦(24日・シドニー)とベトナム戦(29日・埼玉)に臨む日本代表メンバー27人を発表した。国内組は9人。日本はオーストラリア戦に勝てば7大会連続7度目のW杯出場が決まる。

 ここまで最終予選8試合すべてに先発しているFW大迫勇也(31)=神戸=も選出された。今回の代表発表でもMFとFWの区別はなく、14人が「MF/FW」表記で発表された。その中で国内組からは大迫と鹿島FW上田綺世の2人が選ばれた。大迫はクラブを通じ「ワールドカップ出場が懸かった試合で、日本のため、チームのために全力を尽くします。皆さま応援よろしくお願い致します」とコメントした。大迫は最終予選8試合のうち中国戦の2試合でそれぞれ1得点を決めている。

 大迫は2日の横浜M戦(日産ス)で右足裂傷を負い、リーグ戦2試合を欠場した。15日のACLプレーオフ・メルボルンV戦(ノエスタ)で復帰すると、2ゴールを決めて、神戸の2年ぶり2度目のACL本戦出場に貢献。試合後には最終予選への意気込みも問われたが、「今はまだ代表のことは本当に全然考えていない。正直抜糸もしていないので。できるかも分からないです」と答えていた。

 森保監督は大迫の選出について「120分戦い抜いたプレーを見て、リバウンドも確認しつつ、この発表となりました。経過観察しながら大迫だけでなく国内外、今週末試合があるので、見極めてオーストラリア戦を戦うメンバーを決めるということになると思います」と説明した。

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