森保監督 長友は「ハードに動ける」状態を不安視せず、DF1人多いのは「全体を考え」

 オンライン会見で日本代表メンバーを発表する森保一監督
 オンライン会見で日本代表メンバーを発表する森保一監督
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 サッカー日本代表の森保一監督が16日、W杯アジア最終予選のオーストラリア戦(24日、シドニー)、ベトナム戦(29日、埼玉)に臨む日本代表27人の発表会見に臨んだ。左サイドバックができる選手を3人招集したのは、長友佑都(FC東京)のコンディションに不安があるからか、という趣旨の質問に対して、これを否定。「ディフェンスライン全体を考えての招集をさせてもらっている」と答えた。

 今回招集されたメンバーで、森保ジャパンで左サイドバックに入っているのは、長友と、中山雄太(ズウォレ)、さらに今回は佐々木翔(広島)がメンバーに入っている。

 質問に対し、森保監督は「長友のところにコンディション的に不安があるのでプラス招集(登録メンバーよりも多い選手数の招集)をさせてもらったということではありません」と明言。その上で「ディフェンスライン全体を考えての招集をさせてもらっていますし、中盤の部分、前線の部分も含めて、GKから各ポジション1人ずつ本来の招集よりも多く招集をさせてもらっています」とした。

 GKでは谷晃生(湘南)が加わり4人、MF/FWでは前回のメンバーから堂安律(PSV)が外れ、三笘薫(サンジロワーズ)、旗手怜央(セルティック)、上田綺世(鹿島)が加わった。上田の主戦場はFWのため、確かに各ポジション1人ずつ増えている。

 長友について、森保監督はFC東京で途中出場している様子などを見て、「チームに機能を持たせられる、チームを勝たせられるという自分の役割を全うできるということは見させてもらいましたし、ハードに動けるということは確認できています」と評価。「いいパフォーマンスを練習から発揮してもらい、試合の先発から出られるように見ていきたいなと思います」と、代表戦で先発出場する可能性も否定しなかった。

 またGKを4人招集することについては、海外でプレーするシュミットと川島について、直前の合流となりオーストラリア戦まで全体練習が「1回できるかどうか」という日程面の問題を理由に挙げた。「キーパーを2人使いながらのコンディショントレーニング、戦術的なトレーニングができるということも加味して招集させてもらいました」とした。

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