J1神戸 三浦監督と契約解除、7戦未勝利「志半ばですがチームを離れる形になり残念」
J1神戸が20日、三浦淳寛監督(47)との契約解除を発表した。
選手時代にも神戸でプレーしていた三浦監督は、18年から20年9月までのスポーツダイレクター職を経て、20年9月から監督に就任していた。
20年はACLベスト4に入り、21年はクラブJ1リーグ戦で3位に入る戦いぶりを見せていた。元スペイン代表のイニエスタや、武藤嘉紀、大迫勇也といったビッグネームの選手を多く獲得していたこともあり、今季は初のリーグタイトルも期待されていた。
しかし、今季リーグ戦は開幕から3敗4分けの7試合未勝利と低迷していた。結果的に19日の清水戦でスコアレスドローとなったことを受けての契約解除となった。
三浦監督は「志半ばですがチームを離れる形になり残念です。2018年からヴィッセル神戸の改革に携わる事ができ、現場・フロント・サポーターと一緒に本気で闘えた事に心から感謝しています。ヴィッセル神戸を『とにかく強くしたい』、その想い一心で自分の出来る事を全力で頑張ってきた4年と3ヶ月。一つひとつ思入れ深い大切な時間に感謝が込み上げてきます。素晴らしいメンタリティーを持った選手達と、苦楽を共にしながら一緒に闘ってきた時間は、私にとって宝ものです。常に一生懸命頑張ってくれて本当にどうもありがとう」と感謝した。
さらに、「そして一緒に闘い支えて下さったサポーターの皆さんに感謝の想いで一杯です。また現場スタッフ、事業部の皆さんの支えがあり、助けて頂き凄く感謝しています。私自身はこの貴重な経験を今後に活かしていきたいと思います。ヴィッセル神戸の更なる成長を心から願っています。ヴィッセルファミリーの皆さん本当にどうも有難うございました」と、関係するすべての人への思いをつづった。
「最後に、どんな時も隣で一緒に闘い続け、明るく支えてくれた妻と娘に心から感謝を伝えたいです」とコメントを締めくくっている。