DF中山雄太 W杯へ大一番豪州戦へ「勝って出場権獲得する」スタメン獲りも「強い気持ち」
W杯カタール大会アジア最終予選のオーストラリア戦(24日、シドニー)に臨む日本代表のDF中山雄太(25)=ズウォレ=が22日、オンライン取材に応じ、勝てば7大会連続7度目の本大会出場が決まる試合を前に「勝って出場権を獲得する気持ちは強く持っている」と意気込んだ。
最終予選でこれまで左サイドバックでの途中出場が6試合だが、同ポジションでスタメンの長友佑都は現在所属のFC東京で右SBでの起用が続いており、定位置を奪うチャンスでもある。中山は「スタメンを狙っていくことは大前提。誰がというより僕自身がいい準備をして、なおかつスタメンを強い気持ちを持って取りにいく」と宣言した。
オーストラリアとの敵地でのW杯予選は2分け1敗と勝利がない。特に対峙(たいじ)することが想定される右サイドのMFボイルには「かなりアジリティのある選手」と警戒。「ボールが入る前のかけひきが重要になる。まだ時間があるので、しっかり突き詰めたい」と対策を練る。
21日のシドニー到着でもコンディションに問題はない。「今の状態として気持ちが高ぶっているとまではいかないですけど、楽しみな気持ち。疲労感も全くないですし、移動の疲れもない。個人的に早くサッカーがしたい」と万全の状態で大一番へ臨む。