パワハラ処分永井新SD会見へ 神戸三木谷会長「しっかり話した方がいい」
J1神戸の三木谷浩史会長(57)が22日、強化、育成部門トップのスポーツダイレクター(SD)に就任したJ2東京V前監督の永井秀樹氏(51)の会見を行う意向を示した。
三木谷会長は楽天グループの無料通話アプリ「Viber」に「どこかで永井さんに会見してもらいましょう。彼自身もしっかりとみなさんに向けて話した方が良いでしょうから」(一部抜粋)と投稿した。
永井氏は東京Vの監督時代にパワハラ行為があったと認定され、日本協会から今月10日に1年間の公認S級コーチライセンス停止処分(12月22日まで)が発表されている。
時期尚早ともいえるSD就任に、サポーターからは反発が起こっている。三木谷会長は「本人も十分に反省しており、本業務の遂行上のコンプライアンスには細心の注意を払って行うことを誓っております。クラブとしてもモニタリングサポートを行った上でセカンドチャンスをあげるという判断をいたしました」と理解を求めた。
また、同会長は永井SD登用へ自身の関与も認めた。若手に対する情熱的な指導やサッカー界におけるネットワークや知見を評価。「人格も長年の付き合いと彼の貢献を見た上で判断して、数カ月前に推薦をしました」と明かした。