久保建英、大雨予想の大一番へ「降ってもドリブルには自信」
W杯カタール大会アジア最終予選のオーストラリア戦(24日、シドニー)に臨む日本代表の久保建英(20)=マジョルカ=が23日、オンライン取材に応じ、勝てば7大会連続7度目の本大会出場が決まる一戦を前に「最高のパフォーマンスができるようにいい準備をするだけ」と静かに闘志を燃やした。
ここまで最終予選では4試合に出場しているが、先発は昨年9月の中国戦のみ。10月のホームでのオーストラリア戦は負傷で招集外だったこともあり試合を動画でチェックし、「前回と今回とでは僕達の置かれている状況は違うし、ましてや相手の置かれている状況も違うので前回の戦いを参考にすると言うより、全く違った試合なる」と厳しい戦いを想定した。
試合当日は大雨が予想される。久保建は「(雨の中の試合は)嫌いですね。あまり楽しくない」と残念がるが、「雨が降ってもドリブルには自信を持っていますし、雨が降ったくらいでドリブルがずれていたらサッカーやっていられない。やることは変わらない」と強気な姿勢で臨む。
今回は大迫勇也(神戸)や酒井宏樹(浦和)といった主力が離脱。特に攻撃陣では大迫が絶対的な1トップだた。それでも、久保建は「大迫選手がいないとか、酒井選手がいないとかありますけど、いない選手の話をしても仕方ない」と言い切った。
最前線には東京五輪でともに戦った上田綺世(鹿島)や林大地(シントトロイデン)が入る可能性が高く、久保建は「今いる選手で頑張らないといけない。(2人と)一緒に出るチャンスがあれば、彼らが点を取って勝ってくれたらと思うし、できるだけサポートしたい」と力を込めた。