日本代表・伊東純也 史上初最終予選5戦連発だ「勝つことしか考えていない」
「W杯アジア最終予選、オーストラリア-日本」(24日、シドニー)
サッカーのW杯カタール大会アジア最終予選オーストラリア戦に臨む日本代表は23日、招集された全26人が試合会場で冒頭15分間を除く非公開の最終調整を行った。伊東純也(29)=ゲンク=には日本代表史上初の最終予選5試合連続ゴールの期待がかかる。
W杯出場を懸けた大一番でも“イナズマ純也”が輝きを放つ。「勝つことしか考えていない。ゴールやアシストは自分の役割」。ここまで幾度となく日本の窮地を救ってきた伊東が力を込めた。
現在、昨年11月のベトナム戦から2月のサウジアラビア戦まで、前回のロシア大会予選で原口元気の記録した最終予選最多に並ぶ4試合連続ゴール中。伊東は「そこにこだわりはない」と言いつつ「チャンスがあれば狙う」と、日本史上初の同予選5戦連発の大記録を打ち立てる。
昨季はベルギー1部で2桁得点をマーク。今季も順調に結果を残し、20日のクラブ・ブルージュ戦でリーグ6点目を決めてから代表に合流。1、2月の代表活動に比べても「コンディションはいい」と自信ものぞかせた。
今回は、これまで密接に連携してきた右サイドバックの酒井と1トップの大迫が不在。それでも「いつも通りでいることを心がけている」と、不安も見せない自然体の伊東が日本をW杯へ導く。