大迫の代役は浅野拓磨 昨年10月サウジ戦以来の先発 ベンチ外は谷、中谷、林
「W杯アジア最終予選、オーストラリア-日本」(24日、シドニー)
日本代表の先発メンバーが発表され、FW浅野拓磨(27)=ボーフム=が昨年10月の敵地サウジアラビア戦以来となる先発に名を連ねた。ベンチ外は谷晃生(湘南)中谷進之介(名古屋)林大地(シントトロイデン)。
日本の最前線では大迫勇也(神戸)が負傷、前田大然(セルティック)がコンディション不良で招集を辞退していた。森保一監督(53)は23日の公式会見で、1トップの起用について「激しく来る相手を上回って得点を奪える選手、インテンシティー高く、チームのため仲間のため日本サッカーのために、走って戦える選手を起用したい」と言及していた。浅野が1トップに入るかサイドを務めるか注目される。
日本の先発メンバーは以下の通り。
▽GK 12権田修一(清水)
▽DF 22吉田麻也(サンプドリア)、5長友佑都(FC東京)、16山根視来(川崎)、4板倉滉(シャルケ)
▽MF 6遠藤航(シュツットガルト)、13守田英正(サンタクララ)、17田中碧(デュッセルドルフ)
▽FW 14伊東純也(ゲンク)、10南野拓実(リバプール)、18浅野拓磨(ボーフム)
▽控え 1川島永嗣(GK)、2植田直通、3谷口彰吾、7柴崎岳、8原口元気、9上田綺世、11久保建英、15旗手怜央、19佐々木翔、20中山雄太、21三笘薫、23シュミット・ダニエル(GK)
B組で日本は6勝2敗の勝ち点18で2位、オーストラリアは4勝3分け1敗の同15で3位。日本は勝てば同組2位以内が確定し、7大会連続7度目のW杯出場が決まる。引き分け以下の場合は、29日に埼玉スタジアムで行われるベトナム戦との最終戦に出場権獲得が持ち越される。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が23位で、オーストラリアは37位。通算成績は日本の10勝9分け7敗。