J1神戸 波紋呼ぶ永井秀樹SDらの会見について「調整中」 リュイス新監督のみ対応

 J1神戸の新監督に就任したスペイン出身のリュイス氏(41)が24日、オンライン取材に就任後初めて応じ、「今回監督交代という残念な状況にはなってしまったが、ここからは前を向いて、勝ち続けるための働きをしていきたい。クラブのベストのバージョンを引き出したいと思っていますし、ファンの皆様に喜びと誇りを感じられるようなところに持っていきたい」と再建を誓った。リュイス監督の初陣は4月2日の京都戦(ノエスタ)となる。

 今季リーグ戦4分け3敗と開幕7戦未勝利で16位に低迷する神戸は、20日に三浦淳寛監督(47)との契約解除を発表。翌21日に「暫定的に指揮をとります」と付記した上でリュイス監督の就任を発表した。同時に強化部門の責任者であるスポーツダイレクター(SD)に前J2東京V監督の永井秀樹氏(51)の就任も発表している。

 クラブからは監督交代についての説明はなく、また永井氏の登用についてもサポーターからの反発が起こっている。永井氏は日本協会から東京V監督時代にパワハラ行為があったと認定され、今月10日に1年間の公認S級コーチライセンス停止処分(12月22日まで)が発表されたばかり。フロント入りは可能だが、異例ともいえる処分期間中での要職登用が物議をかもしている。

 永井SDもこの日から業務を開始した。今後、徳山大樹社長や永井SDが会見する可能性について、クラブは「調整中。ないというわけでもないし、あるというわけでもない」と説明した。

 リュイス監督自身は「暫定的」という表現に関しては「自分としては1日目から努力をして勝てるチームを作っていくこと。それだけに集中している。そこからどうなるか、自分が暫定なのかあまり考えていない。ヴィッセル神戸の監督は自分であり、勝つための努力をしないといけないのは自分だと考えています」と答えた。

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