「Ｗ杯アジア最終予選、オーストラリア－日本」（２４日、シドニー）

　日本が先制ゴールを決めた。途中出場の三笘薫（サンジロワーズ）が山根からのパスを蹴り込んだ。

　後半４４分、右サイドを守田とのワンツーで抜け出した山根からマイナスのボールが入る。これに、左サイドからポジションを取り直した三笘が反応。ゴール正面からゴール左すみへ蹴り込んだ。三笘、守田の前所属はＪ１川崎で、山根とのフロンターレホットラインを彷彿とさせるシーンだった。

　前半、日本は前線では南野が中央にポジションを取ることが多く、右の伊東はサイドに展開。左サイドバックの長友が高めの位置をとり、その分、守田が守備をケアした。

　３１分、右サイドからのクロスに南野がヘッドでゴール右上を狙う。バーに当たって下にはね返ったが、ゴールラインは割っていないとの判定でノーゴール。さらに、３７分にも長友からのボールをシュートしたが、クロスバーに阻まれた。

　後半１９分に、日本はＤＦ長友とＦＷ浅野を下げ、ＤＦ中山とＦＷ上田を投入した。さらに、同３９分にはＦＷ南野とＭＦ田中を下げ、原口と、ドリブルが魅力の三笘を投入していた。

　この試合で日本は勝てば７大会連続７回目のＷ杯出場が決まる。