日本代表・三笘「スタメンでもできるところを証明したい」生き残りへ守備でもアピール

 「W杯アジア最終予選、日本-ベトナム」(29日、埼玉スタジアム)

 7大会連続7度目のW杯出場を決めた日本代表は26日、W杯カタール大会最終予選ベトナム戦に向け、千葉県内で全選手24人が練習を開始した。24日のオーストラリア戦の先発組は軽めのメニューで終え、それ以外の選手は1時間半の調整。同戦に途中出場し2得点を挙げた三笘薫(24)=サンジロワーズ=はオンライン取材に応じ、スタメンへの意欲を見せた。この日はW杯出場権獲得会見も行われた。

 勢いのままに定位置を奪い取る。オーストラリア戦に後半39分から途中出場して2発を決め、日本をW杯へ導いた三笘は「現実なのか分からないくらいだった」と振り返り、「スタメンでもできるところを証明したい」と次なる目標を掲げた。

 現状、三笘がプレーする攻撃的な左サイドには南野という絶対的な10番が立ちはだかる。ただ、次のベトナム戦は本大会出場を決めた日本にとって“消化試合”となったためメンバーの大幅入れ替えも選択肢となり、三笘のスタメン出場に期待も高まる。

 昨夏に川崎から戦いの場を移したベルギー1部ではウイングバックも経験し、課題の守備も克服。「攻撃だけでなく守備もできることを証明しないといけない」と代表の舞台でも成長を示す。この日の練習では実戦形式で得意の攻撃はもちろん、守備でもハードワークを見せていた。

 さらに待ち受けるのは本大会メンバー23人入りの争い。「まずはベトナム戦。今後ベルギーに帰ってどれだけ結果を出せるか」と生き残りへ決意を固めた。

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