日本代表・吉田麻也 目標は“観衆6万人”「みんなでもう一回W杯出場を喜び合いたい」
「W杯アジア最終予選、日本-ベトナム」(29日、埼玉スタジアム)
サッカーのW杯カタール大会出場権を獲得した日本代表は28日、アジア最終予選で最終戦となるベトナム戦(29日、埼玉スタジアム)に向けて、試合会場で冒頭15分間を除く非公開で最終調整した。
満員のスタジアムへ吉田麻也主将(33)=サンプドリア=が再び熱い思いを口にした。W杯出場権獲得会見に続き「次のステップとして6万人。みんなでもう一回W杯出場を喜び合いたい」。エンタメや飲食などコロナ禍で苦しんだ他業界のためにも観客100%を集め、安全に開催できることを証明するつもりだ。
コロナ対策のまん延防止等重点措置は解除され、上限2万人からベトナム戦ではチケット4万枚を追加販売。関係者によると、この日までに最終予選では最多となる4万2000枚が売れ、当日券もオンライン販売される。
W杯出場を決めた今だからこそ使命感も増す。「みんなが我慢しているところの突破口を開くのは日本のサッカーファミリーだと思う」。日本代表がコロナ禍の壁も打ち破る。